日々のつぶやき
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春いっぱいの天気の中、お見舞いに行ってきました。
母の兄にあたる方で、御年、90歳!。←今日聞きました(笑)。 母は兄弟が多く、男女取り混ぜ、10人も!!!。 その中で一番年長さんのお兄さんです。 多分、長男、末っ子の年齢差は、25歳くらい(笑)。 母はその中間くらいに位置しています。 以前、親戚の結婚式の際、 (この伯父さんは誰だろう...)と思った方が、 実は私の従兄弟だった、と判明し、驚いた事がありました。 だって、どう見ても、30歳くらい離れているように思えたから(笑)。 で、お見舞い(笑)。 他の親戚の皆さんも集まっていたので、 清拭が終わるまで、いろいろな話をしました。 当然、血縁の確認です(笑)。 この方はあの方の娘さん、こちらはこの方のあの方、みたいな(笑)。 和やかに談笑していたのですが...。 いざ、病室に入ると、やはり一瞬、空気が止まりました。 見覚えのある医療機器、コードがたくさん這ってる床、 心電図の音など...。 伯父は眠っているように見えましたが、 時折、眼を開けていました。 何かを探すように、きょろきょろしていましたが、 その瞳は少しにごっていたように見えました。 声をかけても、はっきりとした反応はありませんでした。 みんなで声をかけたのですが、瞳を動かすのがやっと..。 私も...声をかけました。 かけ布団の下にある右手を握ったのですが、 あまり反応はありませんでした...。 がっ!!きゅっ...と、かすかな反応が!。 解ったのかなぁ、もしかして...。 みんなは病室を出ていきましたが、 私はなんとなく出て行くことができずに、 ひとり、声をかけ続けました。 「私」とは解らなくても、「誰か」が来ているって解ったはず。 だって次第に握られた手に力が戻ってきたから。 ぎゅっ、ぎゅっって...。解ってくれたんだよね、伯父さん。 空を見つめる事には変わりはなかったけど、 ちゃんと反応してくれたんだなぁ...。 「もう充分だよね、その年じゃ」という言葉を、耳にする事があります。 でも、私は、たとえ他人の方にも、そう言えない気持ちがあります。 充分なんて事ないよ、と、いつも心の中で呟いています。 もちろん、いつか命は尽きるもの。 でも、「充分」という範囲を決めたくはありません。 慰める、という部分で使う方もいると思いますが、 うまく言えませんが、 そういう言葉を使う気持ちには、どうしてもなれないのです。 何が充分なんだよ、と言ってしまうと喧嘩になるので(笑)、 黙って心の中で呟いてしまいます。 お願いだから、充分なんて言わないでください...。 握りかえしてくれた力を、手のぬくもりを、 なんとなく思い出している、今夜の私です。 PR ![]()
無題
どんなに高齢でも、生きていて欲しいです。
私の父親は結構高齢で、大病もやり、一時は覚悟もしましたが今は元気になりました。 つくづく思うんです。 いつまでも元気で居て欲しいなって。 「充分」だと思うのは、まだまだ先・・・きっと100歳になっても思うことがないかもしれません。 ![]() |
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