エゾリス．．．かも。

今日、外出許可の取れた母を連れてお墓参りにいってきました。
お盆からちょっとはずれてしまいましたが、
我が家のお盆って事で、元気いっぱい（笑）いってきました。

いつもの国道を走ってきたのですが、
昨年よりも、すすき度が少なかったような気がします。
でも、とんぼは大群をなし、ぶんぶん飛び回り、
窓をあけるのが怖かったです（笑）。

霊園の門から細い道が続き、小高い山の上へいくのですが、
そこの最後の急カーブを回る時に、
車の前に飛び出そうとした小動物がいました。

一瞬、どきっ！としたのですが、
引き返してくれたので、事故にはなりませんでした．．．。

ちらりとその方向を見ると．．．。

リスだ、絶対リスだぁぁぁぁぁぁ。

野生のリスを見たことがなかったので、大興奮しました。
大きさの印象は．．．．長い（笑）。
しっぽが後ろにまっすぐ伸びていたせいでしょう、うん。

色もチップとデールのような「茶色」ではなく、
どちらかというと、グレーとこげ茶のような、
尻尾にいたっては黒に近い色に見えました。

頭が小さく、尻尾が長い、スレンダーなリスでした。
なんか胸に抱えているような、そんなポーズでしたよ。
ちいちゃなお手々が胸元にありました。

あぁぁ、リスみちゃった。←なんか嬉しい。

今まで野生の動物に道で出会った事はなく、
山菜取りで遭遇した、タヌキくらい。

北海道にいて、キツネじゃなくてタヌキに会うとは（笑）。
手稲の方にはキツネがいるそうですが、
私はまだ野生キツネには出会った事がない．．。

見にいくぞ、と決意して見るのではなく、
あれ？もしかして？って見る事に意義がある（笑）。

次回も姿を見せてほしいなぁ．．．。
できれば、今度は激写できる位置にいて欲しい（笑）。

花火。

今夜、札幌で花火大会がありました。

残念ながら、夜病院通いをしている私は、見る事は出来ません。

帰宅しようと駐車場に止めてある車に乗り込むときに、
遠くで花火が上がる音が聞こえました。

豊平川からは、かなり遠い場所に病院はあるのですが、
夏らしい夜空にはじける音が聞こえた時に、
見えないはずの花火が見えたような気がしました。

いい気分で車を走らせ、
建物が切れた場所に差し掛かった時、花火が見えました。

まんまるの花が夜空に、ぽーん。
また、ひとつ、ぽーん。
大きな大輪の花が、ぱーん、と開きました。

らっき（笑）。

運転中だったので、写真を撮る事はできませんでした。
でも．．．夜空に光る花は、いつまでも私の中で咲いています。

赤いダリアのような、花火。

疲れも癒える夜の出来事でした。

ぽーん、ぱーん、ぱらぱらぱら．．．★

頑張ってね。

中国で大地震が起こりましたね．．．。

連日の報道に胸が痛むばかり．．．。

やっと日本からの救助隊も受け入れてもらえるようになったし．．．。
救助は、災害後72時間が勝負って言われています。
もしも、と言ってはいけないのだけど、
もう少し早く受け入れてもらえていたら．．．．と。

今回の救助には、災害救助犬も同行しています。
阪神淡路、新潟の時にも大活躍してくれましたよね。

警察犬は鼻を下に向けて匂いをかぎわけますが、
救助犬は鼻を上に向けて匂いを探すそうです。

一人でも多くの生存者を探すために、
救助犬は足元の悪いところを歩き回ります。

もしかしたら自分も怪我をしてしまうかもしれない、
でも、自分の役目、役割だけを考えて、
一生懸命に遂行していくんだなぁ．．．。

頑張れ、わんこ！。
人が感じられない事を、
神様から貰った能力を最大限生かして、
どうか、どうか、命を繋げてあげてください。

国境を越えて、言葉を越えて、
頑張る救助隊のみなさん、
無事に仕事を終える事を祈っています。

和。

初夏を迎える前に、いきなり夏本番の日々が続いています。

ゴールデン・ウィークにぴかぴか晴天って、
久しぶりのような気がします。

気温が高くなると、やはり水分補給が必須。

今日はサントリーウーロン茶にお世話になりました（笑）。
ペットボトルをぐびぐび～♪。
この渋みがたまりませんね。

で、お約束のおまけ．．．（笑）。
今回は「茶巾風ハンカチーフ」がついていました。

茶巾風＝布が二重に、袋状になっていました。
布地がちりめん風で、おまけの割りには上品な感じがしました。



　←ワンポイントのプリントが可愛いです。

　　他にも種類があるようですが、
　　目に付いたのがこの柄。

　　豹とカササギ。

　　図柄には意味があって、
　　この柄には「権威」と書いてありました。
　　
　　．．．．．。←一瞬沈黙した私。
　　今度は「金魚」とか「雀」とか探そう．．．。




＊袋の裏にはこう説明がありました。
　金魚・・・・幸せ
　雀・・・・・・幸福
　鹿・・・・・・長寿
　猫・・・・・・富貴　などなど。

　今回のおまけは、ちょっと実用的でした（爆死）。＊

こんとあき。

その昔（大昔かも．．．笑）、書店員だった私は、
棚をまかされる事になりました。

児童書コーナー。
ここには、幼児～就学児童向けの本が置いてあります。
読み物、絵本、読み聞かせ物など、
棚の数にして6本くらいだったかなぁ．．．。

初めは入ってきた本を並べるのに必死でしたね（笑）。
自分で絵を描いたり、ポップを描いたり、
どうやったらお客様に立ち止まってもらえるかなぁ、なんて、
そんな事ばかり考えていました。

ある日、一冊の本が新刊として入荷してきました。
その本を見た途端、表紙を見た瞬間、
なぜか涙がこぼれそうになりました。

小鼻のあたりが、きつく締まってくるような感じ？。

「こんとあき」　
林明子さんの作品です。

お話しの内容は、
おばあちゃんに作ってもらった「きつねのぬいぐるみ：こん」が、
ちょっとほころびてしまったので、
おばあちゃんに直してもらいに行くという話です。
（多くは語れない～～．．．笑）。←思い出しただけで涙ぐむ（笑）。

ぬいぐるみの「こん」は、まだまだ幼い「あきちゃん」を一生懸命励まします。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言いながら旅をしていきます。

林明子さんの描く女の子は、いつも「とっても子供らしい子供」。
これは、ノーマン・ロックウエルにも共通している部分かな。

心が動かされ、素敵な絵本に出会った私は、
それから「売るための本」ではなく、「読んでもらいたい本」を、
探して売るようになったような気がします。



　←お昼休みに偶然みつけた、
　　「こんとあき」の「こんの型紙」です。

　　福音館書店のサイトに置いてありました。

　　プリントアウトして、お持ち帰り（笑）。

　　「こん」は亡くなったおじいちゃんのコートを
　　ほどいて作られたそうです。

　　だから、こんは愛情たっぷり、
　　心優しい子に生まれる事が出来たんだね。



＊林明子さんは、他にもたくさん素敵な絵本を作っています。
　「とん　ことり」もお気に入りの本です。
　　
　もしも書店でみかけたら、ぜひ一度開いてみてください。＊

＊そうそう、魔女の宅急便の初版の挿絵も、林さんでしたよ。＊