母の灯。

母が父の元へ旅立ってから、早くも一ヶ月経ちました。

退院間近で、いろいろと準備していたところの急逝でした。

何がなんだか解らないうちの昏睡状態、
四日目で力尽きてしまいました。

力尽きた、と書きましたが、
わたし的には．．．いそいそと父に向かって歩いていったような気がします。

以前、80歳近い老婆を前にして（笑）、こう尋ねた事があります。
「お母さん、お父さんの事、好きだったでしょ？」
笑顔で、「う～ん、そうだね。」と。
だから．．．きっと．．．笑顔で駆け出しちゃってるんじゃないかな（笑）。

いつも、私のくだらない話に耳を傾けてくれた、お母さん。
いつも、すまない、すまないと言っていた、お母さん。
いつも、何があっても私の味方になってくれた、お母さん。

私ね、大好きだったよ、お母さん。
ずっとずっと一緒にいたかったよ、お母さん。

時がどんなに過ぎても、また、私のお母さんになってね。
もしも．．．また親子になれなくても、
私、絶対、探し出すから。
また、一緒に笑って話をしてちょうだいね。

お母さん．．．お父さん、兄貴によろしくっ！。