エゾリス．．．かも。

今日、外出許可の取れた母を連れてお墓参りにいってきました。
お盆からちょっとはずれてしまいましたが、
我が家のお盆って事で、元気いっぱい（笑）いってきました。

いつもの国道を走ってきたのですが、
昨年よりも、すすき度が少なかったような気がします。
でも、とんぼは大群をなし、ぶんぶん飛び回り、
窓をあけるのが怖かったです（笑）。

霊園の門から細い道が続き、小高い山の上へいくのですが、
そこの最後の急カーブを回る時に、
車の前に飛び出そうとした小動物がいました。

一瞬、どきっ！としたのですが、
引き返してくれたので、事故にはなりませんでした．．．。

ちらりとその方向を見ると．．．。

リスだ、絶対リスだぁぁぁぁぁぁ。

野生のリスを見たことがなかったので、大興奮しました。
大きさの印象は．．．．長い（笑）。
しっぽが後ろにまっすぐ伸びていたせいでしょう、うん。

色もチップとデールのような「茶色」ではなく、
どちらかというと、グレーとこげ茶のような、
尻尾にいたっては黒に近い色に見えました。

頭が小さく、尻尾が長い、スレンダーなリスでした。
なんか胸に抱えているような、そんなポーズでしたよ。
ちいちゃなお手々が胸元にありました。

あぁぁ、リスみちゃった。←なんか嬉しい。

今まで野生の動物に道で出会った事はなく、
山菜取りで遭遇した、タヌキくらい。

北海道にいて、キツネじゃなくてタヌキに会うとは（笑）。
手稲の方にはキツネがいるそうですが、
私はまだ野生キツネには出会った事がない．．。

見にいくぞ、と決意して見るのではなく、
あれ？もしかして？って見る事に意義がある（笑）。

次回も姿を見せてほしいなぁ．．．。
できれば、今度は激写できる位置にいて欲しい（笑）。

デートの後で．．．。

お盆休み前夜、友人と会いました。
お互い忙しい日々が続いたので、久しぶりのデートです。

のんびりしたかったので、
お酒はやめて、いつものカフェへ行ってきました。

古い倉庫を改造したような、ちょっと落着く空間です。
ここは私達のお気に入りのカフェ。
珈琲も美味しいし、アルコールもあるし、
いつも人でにぎわっています。

賑わっている、といっても、そこは大人の空間。
静かな、なかなかいい雰囲気のカフェです。

お互いの今の状況や考えていること、
さまざまな事を話ましたよ。

なんせ、中学の頃からの友人だからなぁ。
嬉しい事、悲しい事、を長年共有してきた友人。
（青春の汚点を共有した、とも言える．．．うん。）

単語をひとつ口に出しただけで、お互いの気持ちが解るって感じかな。
もちろん喧嘩をした事もあります。
泣きながら罵倒しあったことも．．．（笑）。←若いわぁ。

あの頃の私達、小さかったなぁ、と、しみじみ思いました。
自分の世界で起きた事が、全て大事件になり（笑）、
世界の終わりみたいに思ってた頃．．．（笑）。←甘いあまい。

こうしてお互い年を重ね、新たな問題を抱え、
もがき苦しんでいる姿を、
あの頃の私達は想像できたかなぁ．．．。

もちろん、できるわけないよね（笑）。

自分の事しか考えてなかったもんね、きっと。

四半世紀（怖い．．．笑）を越えたお付き合いは、まだまだ続くはず（続けるな、きっと）。

お互い、いいおばあちゃんになった時に、
また、今夜の話を思い出し、
「あの頃は、人間が小さかったねぇ」なんて言いながら、
入れ歯をがくがくさせながら、話せたらいいな。

今夜もありがとでした、まさちん。←本名：雅子（笑）。

今年の迎え火。

今年も無事にお盆を迎える事ができました。

6月の末に母の大病発生という事件が起こりましたが、
日々ゆっくりと快方へと向かい、
このお盆には外出許可が出るまでになりました。

いつもの年と違い、ゆっくりと御霊を迎える準備が出来ません．．．。
「取り合えず、とりあえず」と呟きながら、
取り合えず、お掃除（笑）。

今日13日は迎え火。
ここんとこ寂しくさせている御霊のために、
取り合えず、お線香攻め（笑）。

こんな私を見て、
「今年のお前は．．．ふぅ．．．」と、ため息つかれちゃうな。

これ以上、呆れられないように、
お盆の間、心こめて丁寧に、
御霊に向かって一年間の報告を致しましょうか．．．取り合えず（笑）。

花火。

今夜、札幌で花火大会がありました。

残念ながら、夜病院通いをしている私は、見る事は出来ません。

帰宅しようと駐車場に止めてある車に乗り込むときに、
遠くで花火が上がる音が聞こえました。

豊平川からは、かなり遠い場所に病院はあるのですが、
夏らしい夜空にはじける音が聞こえた時に、
見えないはずの花火が見えたような気がしました。

いい気分で車を走らせ、
建物が切れた場所に差し掛かった時、花火が見えました。

まんまるの花が夜空に、ぽーん。
また、ひとつ、ぽーん。
大きな大輪の花が、ぱーん、と開きました。

らっき（笑）。

運転中だったので、写真を撮る事はできませんでした。
でも．．．夜空に光る花は、いつまでも私の中で咲いています。

赤いダリアのような、花火。

疲れも癒える夜の出来事でした。

ぽーん、ぱーん、ぱらぱらぱら．．．★

カムイに感謝。

いつも通勤途中で見かけていた、一本の木がなくなってしまいました。

そこにあって当たり前、気にせず毎日横を通りすぎていました。
ある日、信号待ちをしていた時、
なんだかとても妙な気持ちになりました。

なんだろう、どうしてだろう？何かいつもと違う．．．。

ここにあった木はどこへ？。
あんなに大きな木だったのに．．．。
信号を待つ時、その木陰で待つのが、
わたし的お約束だったので、
どこで待てばいいのか、立っていたらいいのか、
一瞬、解らなくなってしまいました．．．。

もしかしたら、交差点ゆえ木が茂った場合、
見えづらくなるから切ってしまったのかもしれない．．．。
もしかしたら、根が傷んでしまって、
危険だから切ってしまったのかもしれない．．．。

いろんな理由を考えましたが、ちょっと寂しい気持ちになりました。

この道路が出来上がる前からあったのかもしれない木。
この道路を作る時に景観を考え、植えたのかもしれない木。

どちらにしても、舗装の下に根を広げ、
精一杯生きてきたであろう、一本の木。

木は土地のもの、大地のもの。
「切られてしまった」と考えてしまうと、
やるせない気持ちになってしまうので、考えなおす事にしました。

この木は今まで頑張ってきたはず。
涼風を誘い、人々に涼しさを与えてきたはず。
きっと今もどこかで私達のために、役に立とうと頑張っているはず。

だから．．．ありがとう、ご苦労様でした．．．。






　←　がっつり切られてます。

　　　　まだ根は残っているように見えるけど、
　　　　どうなんだろうなぁ．．．。

　　　　なんとなくこの前を通りすぎる時、
　　　　ご苦労様って呟いちゃう私です。






＊自然そのままの姿でいるって難しいんだなぁ．．．。
　せめて私くらいは、いつまでも野生児のままでいよう．．．（違う）。＊